どうにでもなるよきっとね

強迫性障害や引きこもり、登校拒否や福祉について軽く楽しく話します

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作業所に行ってみた

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はい こんにちはー エアコンのない部屋からお送りします

それでは私の行っているB型の作業所はどんなところで、どんなことをするのかお伝えします

ブログにするって言ってないので、名前や場所は教えれませんのであしからず 

どんなことをするのかわからなくて、作業所に行くのが不安な方のためになればいいなと思います

まず私は、作業所という物を知らなかったです

前行ってた病院が教えてくれなかったから。(自立支援医療のことも教えてくれなかったぐらいですもん)

私は以前お話ししたように、登校拒否で引きこもりでしたので

電車に乗るときは最寄りの駅の1個隣の駅かもう3個ぐらい向こうの駅を使っていました

それで話は変わって、転院して作業所を紹介してもらいました

このころは、作業所?B型?状態でした。

それで今通っている作業所に見学へ

「へーこれが作業所か(緊張しています)」「ってここ何回も前通ってるとこやん」

そうです、隣の駅に行くときに通る道沿いにあったのです。

(こんなところにあるんやー)が最初の印象でした

さて私が行っている作業所は結構前からあるらしく老舗的な感じです

なのに知らなかったって無知って怖いね

前もお話ししましたがB型作業所雇用契約を結びませんので給料ではなく

作業に対する工賃という物がもらえます

この工賃は、した分だけもらえるパターンと

不公平が無いように一律でいくらという所もあります

ちなみに私が行ってる作業所は前者のやったらやった分もらえるほうです

作業内容としましては

主となる作業は、お弁当作り配達です

ほかにも、チラシを折る内職や、市からのチラシを袋などに入れる作業

頼まれている庭園清掃図書館の本を修繕する作業などがあります

私は、料理希望だったので弁当作りの作業をすることになりました

弁当作業は

火曜日、水曜日、木曜日のお昼に弁当を配達しますので

前の日の午後から仕込みの作業が始まります

例えば月曜の午後から、火曜日の昼の分の仕込みをするということです

そして火曜の朝に調理して配達という感じ

私は最初のうちは、月曜と火曜の午後から行くことになりました

面接のとき「料理は好きです」と言いましたが、聞かれてないので料理ができるとは言いませんでした

少し料理が出来たのでスムーズに溶け込めたように思いますが

強迫が出ていけない日もありました

「体調が悪いです」って電話して(本当は強迫観念が凄くて行けなかったんですけど)

そのまま何か月か行って、半年に一回、計画相談という物を受けることなります

これから半年どういう風にしていきたいのか、どのようなサポートをしてほしいのか

などの相談です

それが多分、水曜日の朝に一回目の奴があったと思います

「○○さんおはよう」と利用者の人に言われても

私はペコリと頭を下げるだけ(しゃべるのが苦手なもので)

そして待ってると

なんか呪文でもしゃべってるのかというような会話、そしてお弁当が出来ていく

のを見て「おれ出来んのか?」とおもいました

で一年ぐらいして、月、火、水の午後全部行くことになりました。

私の行っている作業所は、結構お出かけをします。

作業所自体の遠足(バス旅行)これも一回目の時はつらかった強迫が

作業所が所属している市のクラブで行く遠足(これもなかなか行けなかった。そもそも行っていいのかもわからなかった。なんせ人としゃべらないから)

食事マナー研修会とか

ほかにも、サークル活動があります。

ソフトボールやフットサル、音楽活動や写真撮影など多種多様

何しか明るくワイワイしている作業所です

ちなみに私は上の活動のうち2つを掛け持ちしています(やる気あんじゃん)

それから半年後また、計画相談で「○○さんめっちゃ助かってるわー」と

このころ、前にも話しました、母親が死ぬんじゃないかというほどの病気を患って

それでなんか気分が変な方向に行ってた頃でした(死ぬってあっけないんだなー。どうせなら楽しく生きようと)あ、母は今でもぴんぴんしてます。この頃から強迫が少し楽になった

で「朝からきてくれたりして?」と

言われたらなんか行かなあかんかと

言われてもないのに火、水、木の朝も行くことに。

なんかわからんあの呪文みたいな言葉わかるんかいと行ってみました

今は何言ってるかわかります。

慣れたからね

料理は何となく出来るというのはばれまして、頼まれる調理も多くなってきました

じゃー今度は「配達行ってみる?」と

内心は「無理無理!」でも私馬鹿だから、頼まれたら断れない

「行きましょうか」と言ってみた

調理作業には入らないけど、配達をする人が11時ぐらいから集まってきます

で弁当が出来ると、配達先ごとにお弁当の個数を数えてセットしていきます

ここが何個で、ご飯の量が何グラムの奴とか

で配達先が振り分けられていきます

自分で持って行くところのお弁当をカバンに入れてお釣りの入った財布をもって

自転車や近い人は歩いて配達に行きます。

私は最初、一番近くの市の施設に配達に行きました。めっちゃ緊張しました

しばらくして、そこと、近所のクリニックとに増えました

さらに今度は図書館

どんどん行く場所が増えました。全部は行ってませんからね

今日は、図書館、今日はクリニックとかそういう感じです

私は変な特技があります。それは地図が読めるのです!(ふつうー)

ですので、だんだん遠くの所をまかされるようになってます。

晴れてたらいいんだ。雨の日が最悪じゃ。濡れるし、変なところが完璧主義者だから

傘さして自転車に乗るのが許されないので、カッパ着て行くでしょ

到着してカッパ脱いで、「このカッパどうしよう」ですよ

自転車のかごに入れたままやったら、誰かになんかつけられたりしたら不潔恐怖が爆発

するし

頼むから雨降らんといてくれーと願うばかり

でも降るわな。しゃーないからナイロン袋持参でその中に入れて配達です

で今、何の因果か、配達先に前行ってた病院があったりするのです

「○○でーすお弁当持ってきましたー」っていって「〇〇円です」「ありがとうございましたー」って帰ってくるだけですけど、ちょっとは緊張しますわ

先生は診察中だから出てこないからいいけど、受付の人とかは多分知ってるでしょ

ちなみに私は人の顔を直視できないので顔はわかりませんでも声はわかります

なんか風の便りでは私の回復ぶりを喜んでくれてるそうです

というわけで、ほとんど私の思い出話ですが

作業所とはこんな所です。普通に仕事するよりはハードルは低いですし

病気のことも分かってもらえてるので、色々サポートもしてくれます

ちなみに私の工賃は包み隠さず言いますと

最初は4000円位でした、今はもうちょっともらってます

 

何事も最初は不安なものです

でも何か役割を与えられてそれをすることによる充実感はあります

あと家に引きこもっている罪悪感というか閉塞感、うしろめたさ、そういったものから解放されるような気がします

あと私のことを知ってくれてる人がいるという安心感もあります

自分一人で苦しまなくていいんだってそれだけでも行く価値はあると思うんだ。